近年、養殖で魚を育てて食べるという機会がどんどん増加してきています。
養殖の方が捕獲量が安定するので、その分いつでも魚が食卓に並ぶようになりました。
しかし、健康面を考えると、やはり自然界で育った天然魚の方が栄養も高くメリットが多くあります。
そこで今回は、天然魚を食べることのメリットについてご紹介していきたいと思います。
天然魚を食べるメリット
タンパク質が多い
天然魚は大自然の中で自由に泳ぎながら、自分でエサをとらないといけません。
その分運動量もかなり多くなるので、筋肉質になり身にタンパク質が豊富につきます。
それに比べて天然魚の場合、狭い場所で豊富なエサを与えられて育てるので、運動量も少なく脂分が多くなります。
また、最近では脂がのっている魚の方が好まれる場合もあるので、わざと脂が多くなるように育てるという養殖場もあるようです。
そのため、しっかりとタンパク質を摂取して自分の体を健康にしていきたいと思うのであれば天然魚を選ぶといいでしょう。
栄養価が高い
天然魚はさまざまな小魚や甲殻類などを自然界の中でバランスよく食べているので、その魚に合った栄養を十分に摂取して育つため、人間が食べてもより栄養価を摂取することができます。
しかし、養殖魚の場合は決められたエサしか食べることができないため、栄養の偏りが出てしまう場合があります。
今はだいぶそのような懸念点も改善されてはきていますが、養殖の場合は早く出荷するために早く成長させることを考えてエサを与えるので天然魚ほどの栄養価のバランスは難しいと考えられています。
デメリット
デメリットとして、値段と手に入れにくいです。
また自然で生きている魚なので、質は自然環境によります。
魚を選ぶ時の注意点
ただ、天然魚を問わずに魚を選ぶとき、1つ注意しないといけない点があります。
それが水銀です。
魚の体内には自然界の食物連鎖の中で微量の水銀が蓄積されています。
少ない量の水銀であれば特に問題はないのですが、大量に摂取してしまうと食べた人間の中枢神経系に影響を及ぼすこともあります。
ツナや鱒などの大きな魚の場合、小さな小魚を食べているため、その分体内の水銀量が多くなってしまいます。
そのため、天然魚を食べる際はサバ、イワシ、鮭、ニシン、マス、貝などの小さな魚を食べる方が安全と言います。
注意をしておきましょう。
おすすめの魚
天然魚はいつもスーパーに置いているというわけではない。
その時、通販で注文するのはおすすめです。
サバ
鮭
マス
イワシ・サーディン
まとめ
今は養殖で安く魚が食べれるようになっていますが、やはり自然に育った天然魚を食べることで自分の健康によい影響を及ぼすことができます。
特に小さな魚だと安心して食べれるので、ぜひ食卓に天然魚を並べてみるのはいかがでしょうか?