日本人の9割が毎日口にしている鶏肉と卵ですが、鶏肉や卵の質について気にしているという人は案外少ないのではないでしょうか?
ニワトリの育て方によって卵の質は全く変わってきます。
実は世界中で、平飼い鶏の育て方が大流行しているのを知っているでしょうか?
毎日食べるものだからこそ、安全でおいしいものを選ぶことが重要です。
そこで今回は平飼い鶏と有機平飼いたまごのメリットについてご紹介していきます。
平飼い鶏 vs 通常の鶏 の育て方の違い
平飼い鶏 と 通常の違いは何でしょうか?
通常スーパーで買うとり肉と卵は大量を出荷する必要があるので、コストとパフォーマンスを上げるために、小さなゲージの中にたくさんの親鶏を入れて育てています。
しかし、平飼い にわとり ですと、広い場所(鶏舎内や養鶏場の屋外)で野生に近い形で自由に生活させています。
平飼い鶏の4つの魅力
鶏肉の美味しさ、栄養
グレインの餌だけではなく、様々なものを食べていますので、免疫力や筋肉をつけるニワトリです。
その為、栄養がたっぷりの平飼い鶏肉の方は質がいいです。
変なものを食べさせていなかったので、普通の鶏肉よりヘルシーです。
ところで、プロ選手やボディービルダーの世界では、脂肪が少なくて、タンパク質が沢山ある胸鳥肉がダイエットの中心な食べ物になります。
健康的な卵が生まれる
ゲージの中で育てているとストレスや運動不足により鶏が病気になってしまうことがあります。
そのような卵だとあまり安全だとは言えないでしょう。
平飼いの場合は鶏が自由に生活をして動き回るので、自然な有精卵が作れる環境、その分健康的な体から生命力の高い安全な卵が生まれます。
もちろん自然の中で育てることにより、害虫を食べてしまう等のリスクもありますが、オーガニック卵を育てる農家はそれぞれこだわりを持って育てているので安心して食べることができるでしょう。
サルモネラ菌のリスクが減る
サルモネラ菌とは、人間が感染してしまうと嘔吐や腹痛、発熱等のリスクがある病原菌です。
基本的には熱処理によって菌は死んでしまうのですが、夏場になるとサルモネラ菌に感染してしまう人が増えてきます。
ケージ飼いの場合、親鶏にかなりストレスがかかり、そのことによりサルモネラ菌が鶏の体内で急増し、その影響が卵へ出てしまうことも多くあります。
その点、自然に近い形で飼育する平飼いだとケージ飼いの半分近くサルモネラ菌を減らせるので安心して食べることができるでしょう。
どこで買えますか?
残念ながら、スーパーに置いてある鶏肉と卵はほとんどゲージの中に育てられた鶏のものです。
「平飼い 鶏肉」や「平飼い オーガニック 卵」 を購入したい場合、ネット通販はおすすめです。
上記のキーワードで探せば、楽天市場のサイトから簡単に見つかります。
専門店のネットショップもおすすめです。
グレスフェッドビーフの記事に紹介しましたが、下記のサイトも鶏肉を売っていますので結構便利です。
ミートガイ (The Meat Guy) サイト
1997年から設立したのお肉の専門店です。主に、レストラン、ホテル、リゾート施設、プライベートクラブ、インターナショナルスクール様、そして個人のお客様へ直接食肉やその他の食品を販売しています。
10年前名古屋に設立された日本企業なので、信頼性があります。
ホライズンファームズ (Horizon Farms) サイト
ホライズンファームズは外国人と日本人が運営している会社です。
その会社も名古屋にあります。2018年から設立されて、人道的に育てられ、安心して食べられるお肉を提供しています。
Whole meat (ホールミート)
2017年に設立された東京(渋谷区)の日本企業です。普通のスーパーでは手に入りにくいお肉 (牧草牛) などを販売しております。
その他のサイト
まとめ
いかがでしたか?卵は日本人の食卓には欠かせない食材です。
しかし、育て方によってその品質は全く異なります。
これから気温が上がるにつれて、生卵のリスクも高くなってくるので、この機会に自分の体のためによい安全安心な平飼いのオーガニック卵を食卓に並べてみるのはいかがでしょうか?