地球上の動物の中では、人間のみが、母親の母乳やミルク以外にも、他の動物のミルクを飲んでいます。
しかも、通常はどんな動物でも大人になると、母親の母乳を飲むのは止めます。
ところが、人間に限って言えば、続けて飲む場合があるようです。
牛乳は体にいいという神話
残念ながら、「牛乳が体にいい」という話は神話であって、食品業界が作り上げた作り話です。
1980年から、アメリカの大手雑穀業者がミルクの宣伝をし始め、様々なメリットを新聞、雑誌、テレビCMに出したりしていました。
子供を対象にして、家庭の健康食品として、ミルクパウダーが販売されていました。
アレルギー、鼻水、痰などは乳製品が原因の可能性
あなたの子供はアレルギー、副鼻腔炎、耳炎、下痢なりやすいでしょうか?
あるいは、お子さんがいない方でも、ご近所のお子さんが病気になりやすい、アレルギー体質だ、こうった話をよく聞きませんか?
こうしたお子さんの症状が出る場合、牛乳が直接の原因になっている可能性があります。
牛乳は酸性の食べ物です。飲みすぎると、体の中に炎症をさせてしまいます。
免疫系が悪いものを出そうとしているので、ニキビ、鼻水、痰のような症状が発生してしまいます。
現代の牛乳
牛乳には、成長ホルモンを推進する、カゼインと呼ばれる成分が含まれています。
また、牛が非常に予防接種され、肉と牛乳に抗生物質が沢山入ってしまいます。
ところが、このカゼインは、いい細胞と悪い細胞の両方を増やしてしまいます。
牛乳を毎日飲み続けたり、飲みすぎたりすると、骨粗しょう症、ガン、糖尿病などの重い病気にかかりやすくなります。
さらに、こうした病気が完治せず、なかなか治りにくいこともわかっています。
日本人は乳糖不耐症?
アジア人種は、95%以上は乳糖不耐症だということがわかっています。
牛乳を飲んで、お腹を壊してしまった人は珍しくないです。
ニキビ、くしゃみなどの症状が発生する人も結構います。
赤ちゃんであれば、もちろんお母さんのおっぱい飲ませるのが一番自然です。
牛乳は本当に飲みたい場合、できれば、悪いものが少ないオーガニックホールミルク(全乳)を選びましょう。
牛乳の代わりの商品
また、牛乳の代わりに植物でできたミルクもあります。
例えば、ライスミルク、アーモンドミルク、ココナツミルクなどです。
豆乳は少し注意してください。あまり体に良くないので、飲みすぎには注意してください。